学生が卒業する際、出来る限り社会の知見を持ってもらった上で、卒業してもらいたいと考えるのは、指導教員の皆が願う事と思います。

本学科は社会福祉ですが、学生全員が社会福祉に進むとは限らない現状を鑑みると、社会福祉以外の世界を学ぶ事も非常に大切な事と考えました。

また社会福祉に進む学生も、別の社会を知る事で改めて社会福祉の重要性を学び、それぞれの生徒が自分のやるべき事・やりたい事を改めて考える事が出来ると考えます。

福祉を中心に研究・指導を行っている中で、より身近な社会を学ぶ為に、通年科目であるインターンシップ講義内において会社員であり、起業家でもある内山さんにリーダーシップをとってもらいました。

自身、早稲田大学大学院の修士論文にて「巣鴨地蔵通り復興戦略」を執筆した経緯もあり、今回インターンシップ講義内でのファシリテーターを拝命致しました。

ソニーでの経験はもちろん、起業の経験を踏まえ自身も講師として参画しつつ、多くのゲスト講師に参画頂く事で、学術的な学びだけでなく、実ビジネスを体系的に理解する事で相互学習効果を齎し、就職活動やインターンシップへのマインドセットを行いたいと考えております。

結果として、学生が自分自身に向き合う時間を増大し自分の未来を深く考え、社会に出た際のアンマッチを減らし、活躍できる人材になってもらいたいと考えています。